漫画ワンピースでの悪魔の実といえば一口でも食べれば特殊な能力を
持つことができ、代わりに海に嫌われ一生海で泳げないカナヅチになる
というものだということは、ここで詳しく説明しなくてもワンピースの
ファンの方なら既にご存知だと思います。
では、この
悪魔の実はどこにあるのでしょうか?ワンピースの作品の中では
まだ明らかにされていません。
なので今回はそのことについて考えてみたいと思います。
悪魔の実は見た目は果実ですので、何か不思議な木に実っているのでは
ないかと考えるのが普通だと思います。
ワンピースでの世界は現実の世界とは違って非現実的なことが沢山あるので
そうであっても不思議ではありません。
しかし、よく考えると悪魔の実というのは、沢山の種類はある物の同じ能力
の物はありません。
ルフィがゴムゴムの実を食べた時にシャンクスが「ゴムゴムの実はな!!」
「食えば全身ゴム人間!!そして一生泳げない身体になっちまうんだ!!」
と言っていた。
昔シャンクスは海賊見習い時代に同僚だったバギーが悪魔の実を食べたことで
実際に悪魔の実というのはあり、そして特殊な能力を持つことができ
しかも、カナヅチになるという事は知っていた。(このときはバラバラの実)
しかし、同じ物がないのに何故?それがゴムゴムの実だと分かったのだろう?
しかも本物ということですら判別するのは難しいのではないだろうか?
一個しかないのだから実際に食べてみるまでどんな能力を持つのか分からない
のが本当ではないだろうか?
こういった場面は他でもある。黒ヒゲことマーシャル・D・ティーチはずっと
自然系悪魔の実「ヤミヤミの実」を捜していた。
白ひげ海賊団では見つけたものが食べてもいいというルールがあり
ひげ海賊団4番隊隊長のサッチが「ヤミヤミの実」を手に入れてしまった。
そのため黒ひげマーシャル・D・ティーチは白ひげ海賊団でのやってはいけない
鉄のルール「仲間殺し」をしてまでもサッチから奪い取ってしまった。
この場面からも、「ヤミヤミの実」はどういう形をしていて、どんな能力者
になれるのかということが事前に分かっていることになる。
ここで謎を解くヒントになるのがスリラーバーグでスケスケの実の能力者
アブサロムに言ったサンジの言葉です。
「ガキの頃に開いた悪魔の実大図鑑」「万が一こんな能力に出会えたなら
食ってみてぇと思った」・・・という部分です。
悪魔の実には図鑑になっているということです。図鑑なので写真かもしくは
イラストなどで描かれその能力についての説明が書かれていると思われます。
この世に一つしかないのに既に食べた物。まだ食べられていない物も
書き記されているということです。
ということは、悪魔の実は自然に出来たものではなく、人工的に作られた物。
なので食べる前からどんな能力になるのかというのが分かるとすれば
納得がいきます。
では人工的に作られたとしたら誰が作ったのでしょうか?
世界政府でしょうか?しかし、ウォーター7でのコビーの話では世界最大の
頭脳を持つ男世界政府の海軍の科学者Dr.ベガパンクは悪魔の実の能力の
伝達条件の解明をしているといっていた。
つまり、この時点ではまだ解明の途中であることが伺えるので世界政府では
無いといえるでしょう。
ということは、考えられるのは古代王国の科学者により作られたのでは
ないでしょうか?
今後、ワンピースの作品の中でその秘密について解き明かされるかも
知れませんね。